平成28年度 春期(問1〜40)

問1

計算

問2

26進数

問3

ケンドール記法

待ち行列の性質を表す方法。 ケンドール記法では待ち行列の性質を「サービス要求の発生頻度分布/サービス窓口数」で表現。

M/M/1の待ち行列

ケンドール記法によって表現された待ち行列の性質で、次の条件が成立している状態。
1. 要求がランダムに発生する(ポアソン分布)
2. 処理時間がランダムである。
3. 窓口数は一つである。

問4

ビット問題

問6

並列処理

問7

リエントラント

再入可能ともいい、同一時点で複数のタスクから並列的に呼び出されて使用できる性質。

リカーシブ

再帰的ともいい、プログラムがそのプログラム自身を呼び出すこと。

リユーザブル

再利用性ともいい、同時に並列的に実行することはできませんが、別のプログラムでも利用できる性質。

リロケータブル

再配置可能ともいい、プログラムを主記憶のどの領域にロードしても実行できる性質。

問8

スタックポインタ

サブルーチン呼び出し時に、戻り先アドレス及びレジスタの内容を格納するメモリのアドレス

問9

SIMD

並列処理を行うための様式の一つで、単一の命令ストリームを基に、 複数のデータに対して複数の演算ユニットが同期をとりながら並列にそれぞれのデータを処理する方式。

SISD

単一の命令ストリームを一つの演算ユニットで実行する手法。

MISD

複数の命令ストリームを単一の処理ユニットで実行する。

MIMD

複数の命令ストリームを、複数の演算ユニットを使って非同期で同時に実行する手法。

問10

USBは、PCなどのホスト機器に周辺機器を接続するシリアルインターフェース。 四つの転送スピードをもつシリアルインターフェースであり、スーパースピードモードは、PCと外付け磁気ディスクとの接続などに使用される。

問11

液晶ディスプレイ

カラーフィルタと偏光フィルタを透過させ、液晶の分子方向によってバックライトの光の量を制御することで要求する光の色と量を表現する。

有機ELディスプレイ

電圧を加えると発行する有機化合物を用いる。 大型化に課題がありますが、コントラストや視野角の特性がよいので、今後の普及が見込まれる。

ブラウン管

電子銃から発射された電子ビームが蛍光体に当たって発光する。

プラズマディスプレイ

放電によって発生する紫外線と蛍光体を利用する。

問12

3層アーキテクチャ

システムをデータベース層、ファンクション層、プレゼンテーション層に分割することで、個々の層にかかる負荷を分散させ、設計の独立性を高めるシステム構築技法。各層のOSは異なってもよい。

問13

計算

問14

ライブマイグレーション

仮想サーバーで稼働しているOSやソフトウェアを停止することなく、他の物理サーバへ移し替える技術。

ストレージの自動階層化

データの利用目的や頻度などに応じて、データを格納するのに適したストレージへ自動的に配置することによって、情報活用とストレージ活用を高める技術。

データベースのマルチテナント化

複数の利用者でサーバやデータベースを共有しながら、利用者ごとにデータベースの内容を明確に分離する技術。

動的リソースプール

利用者の要求に応じてリソースを動的に割り当てたり、不要になったリソースを回収して別の利用者のために移し替えたりする技術。

問15

分散処理システムにおいての透過性

アクセス透過性

データの実際の場所やアクセス方法に関わらず、利用者からは同じようにアクセスできる。

位置透過性
移動透過性
複製透過性
並行透過性
障害透過性
セキュリティ透過性
規模透過性

問16

フェールセーフ

システムに障害が発生した時でも、常に安全側にシステムを制御。

フェールソフト

システムの機能に異常が発生した時に、すぐにシステムを停止しないで機能を縮退させて運用を継続する。

フォールトトレランス

システムを構成する要素のうち、信頼性に大きく影響するものを複数備えることによって、システムの信頼性を高める。

フールプルーフ

オペレータや利用者が不注意などで誤った操作をしても、重大な誤動作につながらないように、人為的な誤りを回避させるようにする設計。

問17

ページング計算

問19

プリエンプティブのスケジューリング方式

OSがCPU時間を管理し、あらかじめ決められた優先順序に実行中タスクを一時的に中断し別のタスクにCPUを割り当てます。

ノンプリエンプティブ

OSではなく実行中のタスクが実行終了などのきっかけでCPUを別のタスクに渡すことで、次のタスクが実行を開始する。

問21

コンピュータの主記憶として多く使われる記憶装置にDRAMSRAMがある。

DRAM

一種のコンデンサで、電荷によって情報を記録する。 安価で大容量化も容易ですが、再書き込み(リフレッシュ動作)が必要。

SRAM

論理回路フリップフロップで構成される。 リフレッシュ動作は不要で、動作速度も速く、主記憶以外にキャッシュメモリとしても用いられる。

問22

パワーゲーティング

動作する必要がない回路ブロックへの電源供給を遮断することによって、消費電力を減らす。

問23

アクチュエータ

コンピュータが出力した電気信号を力学的な運動に変える。

A/Dコンバータ

アナログ電気信号を、コンピュータが処理可能なディジタル信号に変える。

物理センサ

物理量を検出して、電気信号に変える。

問24

コンピュータの小型化や製造コストの削減、多機能ワンチップ化のための手法に、 SoC(System on Chip)SiP(System in Package)がある。

SoC

必要とされる全ての機能(システム)を集積した1個の半導体チップ。 LSIを構成する1枚のシリコンウェハー上に、機能のすべてをもたせた多機能LSI

SiP

各機能を個別に最適化されたプロセスで製造し、パッケージ内でそれぞれのチップを適切に配線した半導体チップ。

問26